このたび、弊社の新規事業である 「離れていてもできる遠隔介護ファミリーケアナビ」 が、2024年「第8回 SOERUビジネスプランコンテスト」において 優秀賞 を受賞いたしました。
さらに、名誉ある 一般社団法人中国地域ニュービジネス協議会長賞 を受賞することができ、大変光栄に感じております。
また、SOERU事務局の東様、大阪様をはじめ、関係者の皆様には、最初から最後まで細やかなご配慮とセンスある対応をしていただき、心から感銘を受けるとともに深く感謝しております。私自身、電動車椅子を利用している参加者として、ご配慮をいただきながらも一貫して心地よい対応をしていただけたことに感激しました。
さらに、最終審査に至るまでの過程で、きめ細やかなご指導や、広島テレビのアナウンサーによるサポートを通じて、SOERUが掲げる「ビジネス+アルファ」を添える視点を実感し、多くの学びを得ることができました。このような貴重な機会をいただけましたことに、心より御礼申し上げます。
授賞式では、プレゼンターを務めていただいたオタフクホールディングス株式会社(Otafuku Holdings Co., Ltd.)の 佐々木茂喜会長 から直接賞をいただき、このような栄誉ある場に立てたことに深く感謝しております。
また、今回の授賞式では、他のファイナリストの皆様が発表されたビジネスプランに多くの刺激をいただきました。それぞれが素晴らしい着想と社会課題への解決策を持つものであり、同じ場に立てたことを大変誇りに思います。授賞式や交流会を通じて多くの方々とご縁をいただけたことに感謝し、これからもそのご縁を大切にしながら事業を進めてまいります。
「ファミリーケアナビ」 は、労働者人口の減少やヘルパー不足といった社会課題に向き合い、従来の「重い負担を伴う介護」という概念をシフトさせた、新しい形の介護サービスです。遠隔からでも家族がつながり、効率的で柔軟なケアを提供することで、介護をする側の負担を軽減し、介護される側の生活の質を高めることを目指しています。
この受賞を励みに、さらに多くの方々に貢献できるよう、事業を進化させてまいります。引き続き、応援のほどよろしくお願い申し上げます。
株式会社エルギ
代表取締役 西本理恵
主催/
一般社団法人 中国地域ニュービジネス協議会
一般社団法人 中国経済連合会
株式会社 日本政策投資銀行
独立行政法人 中小企業基盤整備機構 中国本部
協力/ 中国経済産業局
離れていてもできる遠隔介護マネージメント
ファミリーケアナビは、スマホを活用した実践型セミナーを通じて、介護準備を後回しにしないことの重要性をシンプルに伝えます。離れて暮らしている家族や仕事と介護の両立のために必要なことは、情報のデジタル化と、自分たちに合う介護を考えること、それをうまく伝えられるコミュニケーションスキルの3つです。それらをまず身につけ、介護が必要になっても慌てないで済むスタンバイポジションになるようにサポートします。
現在、ヘルパー不足や、介護保険制度の成熟期、超高齢化社会の到来に伴い、介護問題は深刻化しています。私自身の介護経験を基に、多くの人々が救われる方法として離れていてもできる遠隔介護「ファミリーケアナビ」を開発しました。介護の概念を環境を整える家族によるマネジメントにシフトするこの新しいアプローチで変え、心理的・経済的な負担軽減によって多くの人の幸せにつなげます。また、超高齢化社会で介護準備を早期に進める重要性と人の尊厳の尊重を広めていきたいと考えています。
後回しになる介護準備を早期から家族主体で行い、家族と社会が共に支えられるようこれから社会実装していきますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。